三井不動産(東京都中央区日本橋室町2ノ1ノ1)は、志摩市浜島町の複合型リゾート施設「合歓の郷ホテル&リゾート」について、「NEMU HOTEL&RESORT」に改称するとともに、アマンリゾーツ(シンガポール)と共同で16年春にリゾートホテル「AMANEMU(アマネム)」を開業することを明らかにした。
同リゾートでは、新温浴施設「KIYORA(きよら)」を村中建設(福井市)の施工で整備するなど大規模なリニューアルを進めてきた。リニューアルは、16年5月に予定されている主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)にも間に合う見通しで、アジアを代表する滞在型リゾートの整備を目指す。
改称は、大規模改修中のゴルフコース「NEMU GOLF CLUB」が開業する10月1日に合わせて実施。このほか、敷地内で行ってきたリニューアルが完了するほか、16年春までにAMANEMUとして客室28室の高級宿泊施設も整備する。運営に参画するアマンリゾーツは、高級リゾートホテルで世界有数のブランド。国内では「アマン東京」に次ぐ2カ所目の開業となる。
合歓の郷は、大崎半島の大半を占める総合リゾート施設。敷地面積は約300万平方bで、ゴルフ場のほかマリーナなどのスポーツ施設を運営している。ホテルは、AMANEMUのほか、ホテルNEMUとして60室、ホテルEXCEED・NEMUとして112室を備えることになる。
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建通新聞社