愛媛県は、肱川河川改修に伴い架け替える逆ナゲ橋(大洲市)の詳細設計を四電技術コンサルタント松山支店(松山市)に委託した。期間は2016年3月15日まで。15年度は詳細設計や施工計画策定、取り合い道路用地確定のほか地質調査を実施、地質調査は基礎地盤コンサルタンツ四国支店(松山市)に委託している。着工年次は未定。
逆ナゲ橋は、菅田五郎停車場線に架かる橋梁。肱川河川改修に伴う河道拡幅のため、架け替えられる。計画では既存橋の上流側に新橋を建設し、完成後に既存橋を撤去する。架け替えに伴い新橋梁前後の取り合い道の整備が必要となり、橋梁詳細設計の中で道路用地を確定させ、次年度以降に用地買収に入る。
着工年次については今後、策定される施工計画の中で煮詰められることとなる。
新橋梁の概要は延長200b、幅員10b(2車線、片側歩道)。下部工は逆T式橋台2基、壁式橋脚4基、基礎工は全て場所打ち杭(口径1200_)。上部工は鋼5径間連続非合成鈑桁。
既存の橋梁は延長129・5b、、幅員10・75b(2車線、片側歩道)。下部工は橋台2基、橋脚2基。上部工は鋼3径間連続非合成鈑桁。1989年4月完成。
場所は大洲市菅田町菅田。
提供:建通新聞社