岡崎市は、矢作北小学校の学校用地を拡張した上で、校舎の増築を計画している。用地拡張には市道の付け替え工事を伴うことから、道路設計を含み用地造成に関する測量設計に着手した。セイワ都市開発(岡崎市)に業務委託、詳細を詰める。
計画によると、拡張用地は橋目遠山1号線を挟み西側の用地約3000平方b。現在の市道は同校北側の敷地沿いをL字に折れ、さらにL字に西進するクランクを形成している。最初のL字部分を直進で延伸、延長約60bを新設して東鹿乗川堤1号線に接続する。他の現道とともに拡張用地をコの字に囲む計画だ。
道路設計では、コの字を形成する延長160bを対象に、道路新設と現道拡幅(計画幅員6b)に対する詳細を取りまとめる。合わせて、測量により道路との高低差など現況を把握、用地の造成設計を進める考えだ。
同校では近年、児童数が増加傾向にあるものの、現在の施設(敷地)では飽和状態ある。抜本的な改善を図るため市では新たに用地を拡張、校舎増築を打ち出した。
拡張用地は現在民有地(現況は駐車場)で、市では今後用地交渉を併行していく。順調にいけば2016年度で増築の実施設計に着手、造成工事を踏まえ本体への工事着手は18年度がめどになりそう。
同校の所在地は橋目町西遠山9ノ2。
提供:建通新聞社" target="_blank">