県港湾課は、27年度中に港湾長寿命化計画を策定する。17日に土木関係コンサルタント6社に、同策定業務委託の指名競争入札を通知した。入札日は28日。履行期限は、28年3月15日まで。
計画は、26年度に作成した県管理の港湾施設維持管理計画と現地の利用度などを整理し、施設整備の優先度を評価、今後10年間の整備計画を策定するもの。
対象施設は、県管理の18港(高田、臼野、羽根、堅来、国東、姫島、別府、日出、守江、大分、佐賀関、津久見、臼杵、下ノ江、佐伯、丸市尾、浦代、中津の各港)にある係留施設、外郭施設、臨港交通施設(道路、橋梁)。
業務内容は、各施設ごとの@維持管理方針の策定A補修対策の検討B老朽化評価結果、施設の重要度、現地確認、津波被害予想など総合的に考慮した補修対策の優先度(3ランク程度)の評価C今後10年間の維持管理予算の平準化D評価結果を基に施設整備、定期点検診断の見直しE利用度などを考慮した用途変更施設の提案―など。
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大分建設新聞社