日本工業経済新聞社(茨城)
2015/07/24
【茨城】水戸市 高橋市長が橋本知事へ要望
水戸市の高橋靖市長は22日、県庁知事室を訪れ、2016年度(平成28年度)の県予算に関する要望書を橋本昌県知事に手渡した。要望事項は26項目。当日は、重点項目として東町運動公園整備に向けた支援や県庁舎関連道路の整備促進など4分野7項目について要望した。
今回の要望について高橋市長は、「東町運動公園整備に向けた支援が要望のメーン」と述べ、「茨城国体の開催される2019年度の早い時期の供用を目指している。工事発注については国の支援を得て不調にならないような形態にしたいと考えている。円滑な事業の推進に向けてアクセス道路や解体工事などの支援を願いたい」と訴えた。
水戸勝田環状道路を構成する都市計画道路中大野中河内線については、那珂川の新たな橋梁の整備や県道下入野水戸線交点から国道6号交点までの整備を要望。また、県庁南大通り線の国道6号までの早期整備も求めた。
橋本知事は要望内容について理解を示し、「予算は限られているができるだけ対応したい」などと応じた。
このほか、▼放課後の子どもたちの健全育成に向けた支援▼河川改修事業の促進▼水戸北スマートインターチェンジフルインター化の早期実現▼茨城県森林湖沼環境税を財源とした事業の拡充―を重点要望として示した。