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建通新聞社(中部)
2015/07/24

【三重】北中勢水道用水供給事業継続審議へ 公共事業評価審査委員会

 三重県公共事業評価審査委員会(委員長・安食和宏三重大学人文学部教授)は7月14日、2015年度第1回会議を開き、再評価審査対象事業として「水道施設整備事業・北中勢水道用水供給事業」の1事業を審査した。事業に対しての質疑があり、委員会としては「継続審議する」と答申した。今後、調整後に再度審査する予定。また、次回に審査する国道368号仁柿峠バイパス(BP)など4事業の概要を説明した。15年度の再評価審査対象は17件、事後評価審査対象事業は9件あり、今後、順次審査する。
 再評価審査対象事業として審査された北中勢水道用水供給事業は、北勢地域の桑名市など3市4町(北勢系)、中勢地域の津市など2市(中勢系)を対象にした水道用水供給事業で、1993年度に事業着手した。13年度に事業を休止していたが、15年度より事業を再開することを受け、今回、再評価の対象とした。
 事業の進捗状況を見ると、北勢系は全体事業費が210億5800万円、執行済み事業費は169億9100万円、残事業費は40億6700万円。進捗率は80・7%。中勢系は全体事業費が709億0400万円、執行済み事業費は372億8100万円、残事業費は336億2300万円。進捗率は52・6%。今後、20〜24年度に取水・導水・浄水施設を建設し、25年度から供用開始する予定。
 今回、概要を説明した事業は、国道368号仁柿峠BP(松阪市)、国道422号八知山拡幅(大台町)、国道422号三田坂BP(伊賀市)、国道368号大内拡幅(伊賀市)の4事業。

提供:建通新聞社