秋田市上下水道局は21日、公共下水道長沼幹線築造工事を予定価格11億100万円(税抜)で公告した。3社自主結成による特定建設工事JVで来月26日に開札する。一般土木(特定建設業許可)で、代表者には内径800mm以上で1スパンの推進(L100m以上)の中大口径推進工事の元請実績(過去5年以内)などが必要。各構成員の出資比率は20%以上。
計画は、延長1,156.47m、口径1,650mmの増補管として、秋田市南通築地から秋田駅前まで推進工法用鉄筋コンクリート管を敷設するもの。長沼排水区合流管の雨水処理能力向上を目指し、10年確率(51mm/h)対応にするため、雨水の増補管として既存合流管(南中学校前〜千秋久保田町)の下に1系路新設する。
今回の発注工事には管渠のほか、延長5.42mのボックスカルバート(1,800×1,500)やマンホール工5カ所、立坑工、付帯工、仮設工も盛り込んでいる。
入札参加申込書は来月3日、技術資料は同月11日から24日、入札書は同25日までの提出。代表者・構成員いずれも秋田市一般土木工事(特定建設業許可)で、代表者には過去5年以内における内径800mm以上、かつ1スパンの推進(L100m以上)の中大口径推進工事の元請実績などが必要。
構成員は一般土木A級。経営事項審査の技術職員区分において、1級に該当する技術者が3人以上、総合点数850点以上などが要件となっている。管渠実施設計は協和コンサルタンツが担当した。工期は29年3月17日。
提供:秋田建設工業新聞社