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日刊建設工業新聞
2015/07/21
【鳥取】中部県土局/事業化に向け５地区基礎調査 三朝町、湯梨浜町での治山計画
県中部総合事務所は、湯梨浜町と三朝町内の５地区で治山事業の事業化に向けた準備を進めている。調査費を予算化している５地区のうち４地区については６月からコンサルが調査に入っており、事業化の可能性について地元と調整しながら基本的な計画をまとめていく。
調査する地区は、湯梨浜藤津地区、同町羽衣石地区、三朝町横手地区、同町下西谷地区と６月県議会で予算化した藤津第２地区。いずれも渓流や山腹の荒廃が進んでおり、今後の豪雨で下流域に大きな被害を及ぼす危険性がある。
このうち藤津地区と羽衣石地区は、崩落の危険性がある山腹が対象。藤津地区については、集落のほぼ全域を急傾斜地崩壊対策事業で整備することが決まっているが、一部のエリアに既存の治山施設があるため、治山事業を導入して山腹災害の危険を除去することが狙い。三朝町横手地区は、横手橋左岸にある集落の裏山で法面などの整備を検討する。また、下西谷地区は、集落の上側に流れ込む渓流が侵食されるなど、荒廃が進んでいるため、早期の整備が要望されている。
同事務所県土整備局では、今年度中に谷止め堰堤や法面対策などの工事に伴う基礎調査、用地の調査などを地元関係者の協力を得ながらまとめることにしており、早期の事業化を目指す。
調査する地区は、湯梨浜藤津地区、同町羽衣石地区、三朝町横手地区、同町下西谷地区と６月県議会で予算化した藤津第２地区。いずれも渓流や山腹の荒廃が進んでおり、今後の豪雨で下流域に大きな被害を及ぼす危険性がある。
このうち藤津地区と羽衣石地区は、崩落の危険性がある山腹が対象。藤津地区については、集落のほぼ全域を急傾斜地崩壊対策事業で整備することが決まっているが、一部のエリアに既存の治山施設があるため、治山事業を導入して山腹災害の危険を除去することが狙い。三朝町横手地区は、横手橋左岸にある集落の裏山で法面などの整備を検討する。また、下西谷地区は、集落の上側に流れ込む渓流が侵食されるなど、荒廃が進んでいるため、早期の整備が要望されている。
同事務所県土整備局では、今年度中に谷止め堰堤や法面対策などの工事に伴う基礎調査、用地の調査などを地元関係者の協力を得ながらまとめることにしており、早期の事業化を目指す。
