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北陸工業新聞社
2015/07/21

【富山】10億円で19年度開業へ/路面電車南北接続第2期/富山市

 富山市は、路面電車南北接続事業第2期の推進を16年度重点事業に盛り込み、国土交通省や県土木部に要望している。総事業費は約10億7100万円で、19年度末の全線開業を目指す。
 北陸新幹線の整備と在来線の高架化に合わせて、駅北の富山ライトレール富山港線と駅南の富山地鉄富山軌道線を富山駅高架下で結節させ、LRTネットワークを形成する。第2期は駅北側で、富山ライトレールを富山駅北停留場から在来線高架下まで約90メートル延伸する。延伸区間には制振軌道を採用し、高架下にバリアフリーに対応したハイグレードな新停留場を設ける。15年度は軌道施設や高架下停留場壁面、軌道施設デザインの実施設計を進め、16年度に工事施行認可を取得する。20年3月の開業を予定している。
 駅南の第1期については、3月に営業運転を開始した。延長は駅南地鉄接続点から新幹線高架下(富山停留場)までの約160メートル。
hokuriku