一般社団法人・石川県古民家再生協会(山多宏代表理事)の「民家の甲子園・石川県大会」(全国高等学校対抗民家町並みフォトコンテスト)で3年連続最優秀賞を受賞した県立小松高校の生徒は17日、小松市役所に和田愼司市長を訪ね、8月に高知県で開催される全国大会出場報告を行った。
この日は、同校の郷土同好会から2年生と3年生の女子生徒4人が出席し、6月末に行われた県大会で最優秀賞に選ばれた作品の内容を紹介。今回は、小松市日用町に佇む築120年の民家とそこで暮らす素敵なおじいちゃんにスポットを当て、民家の隣にある通称「苔の里」で地面を覆う30種類以上の苔と木々の隙間から差し込む日の光とのコントラストや長閑(のどか)な自然風景などを撮影した。
和田市長は生徒一人ひとりに小松市の歴史や魅力について質問し、「思った事をうまくまとめてスピーチできるのは素晴らしい」と大絶賛。同行した山多代表理事は「全国大会に出場しても勝敗は抜きにして作品の良さをしっかり伝えてほしい」とエールを送った。