可茂衛生施設利用組合(管理者・冨田成輝可児市長)は、新火葬場建設の事業者選びまでを支援する「建設業者募集要項等作成業務」委託のプロポーザルで、7月23日に応募4社のプレゼンテーションとヒアリングを行う。7月29日には委託コンサルタントを決める。
新火葬場建設事業は、同組合が運営する既存斎場の「可茂聖苑」が老朽化してきたため、PFI(BTO)方式で美濃加茂市蜂屋町下蜂屋伊瀬入会粟地37ノ7ほかの敷地面積約2万8000平方bに火葬、待合、管理の3機能を持つ施設として整備する。同組合では、今回のプロポで委託を決めるコンサルタントとともに2016年度に建設事業者を募集する。
既に環境影響調査は中日本建設コンサルタント岐阜事務所(岐阜市)に16年秋完了で委託。また地質調査は長大岐阜営業所(可児市)に12月完了予定で委託している。
いまのところの建設スケジュールは、17年度に実施設計を行い、同年度で建設工事に着工する。竣工は18年度で、19年度から新火葬場の供用を始め、旧火葬場の撤去工事を行うとしている。
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建通新聞社