建通新聞社(中部)
2015/07/21
【愛知】小牧市 史跡センター 丹羽英二で基本設計
小牧市は、史跡小牧山の整備を計画しており、史跡の情報発信拠点、歴史・文化・自然を通した交流拠点となる史跡センター(仮称)の基本設計を丹羽英二建築事務所(名古屋市中区)に委託した。委託期間は2016年2月12日まで。
基本構想案では史跡センターは2階建て延べ1200平方bを想定している。構造は設計の中で詰める。展示機能にガイダンス室、ガイダンスコーナー、石垣展示コーナー、映像展示コーナー、企画展示コーナー、小牧山・城下町模型と戦国武将展示コーナーを配置。交流・学習支援機能に体験学習室、レクチャールーム(別棟)、交流サロンを、調査研究・情報発信機能に資料室、倉庫兼収蔵品展示室、そのほかに事務室、エントランス、屋外便所(別棟)を配置する。
整備スケジュールは、史跡センターが15年度に本体・展示室の基本設計、建設予定地に建つ堀の内体育館解体工事設計、16年度に史跡センターの実施設計と堀の内体育館の解体工事、17年度に史跡センター建設工事と周辺旧地形の復元整備を行う。
史跡センターは基本理念に小牧山の史跡としての情報発信拠点、歴史・文化・自然を通した交流拠点を掲げ、役割・機能に屋外展示・室内展示、調査成果の保管と研究活動拠点、交流・学習支援、情報発信を挙げている。
史跡センター建設予定地は堀の内1ノ2。
提供:建通新聞社