北陸地方整備局富山河川国道事務所は16日、「H27豊田新屋立体構造物予備設計業務」の落札者を、960万円で応札した大日本コンサルタントに決めた。
同業務は、一般国道8号豊田新屋立体事業のうち、過年度の道路予備設計修正および構造物予備設計を行うもの。内容は道路予備設計修正2・85キロ、門型ラーメン・箱形函渠予備設計1カ所、横断地下道改修予備設計1カ所、横断地下道等予備設計1カ所、横断地下道等予備設計修正1カ所。履行期間は16年3月18日まで。
同事業は、交通渋滞の解消や死傷事故の削減、幹線ネットワークの強化などを目的とし、地域高規格道路・富山外郭環状道路の一部を形成する国道8号のうち、富山市小西―富山市粟島町間(延長2・9キロ)で、交差点の立体化を行うもの。現在、交差点の立体化に向けて地元と調整を図りつつ、調査・設計を進めている。全体事業費は230億円を見込む。