豊田市は、足助消防署で車庫棟増築などの施設整備を計画しており、設計に着手した。玉井設計(安城市)に業務を委託、2016年2月26日までの履行期限で内容を詰める。
足助消防署では、消防車両の大型化に伴い、車庫が手狭になっているため、既設の車庫を解体し、新たに車庫棟を増築する。このほか、消防署のトイレや浴室など水回りや、倉庫、資材庫の建て替えなど施設全体の整備を行う。
増築する車庫棟の規模は、鉄骨造平屋約530平方b。倉庫は平屋約130平方bで、資材庫は平屋約80平方b。消防署の規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ1402平方bで、このうち解体する車庫は面積約250平方b。
また、足助消防署では、中山間地域の拠点施設として災害対応力の強化を図るため、垂直救助やマンホール救助に対応した救助訓練施設を整備する計画。車庫棟などの増築と合わせて16年度に着手する予定。
所在地は桑田和町中貝戸6地内。
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建通新聞社