日本工業経済新聞社(群馬)
2015/07/15
【群馬】第15次群馬県総合計画策定方針案
県企画課未来創生室は、第15次群馬県総合計画の策定方針案をまとめた。
計画期間は2016年度から19年度の4年間とし、知事の任期や国が指定する地方版総合戦略の終期と合わせ、首長の基本政策と総合計画が連動するサイクルを確立させる。現行計画をベースにたたき台を検討し、12月〜来年1月ごろに県民意見聴取を予定。3月の策定を目指す。
計画は基本構想と基本計画の2部構成とし、地方版まち・ひと・しごと創生総合戦略との一体化を図る。基本目標には@地域を支え、経済・社会活動を支える人づくり(ひと)A誰もが安全で安心できる暮らしづくり(まち)B恵まれた立地条件を生かした産業活力の向上・社会基盤づくり(しごと)−の3つを掲げ、国の「まち・ひと・しごと」の考え方と対比できるイメージを描いている。
計画策定に際しては◇県民視点・現場主義に立つ◇人口減少対策を土台に据える◇前例にとらわれず、県政改革を推進する◇群馬の強み・資源を生かす◇市町村・県民との役割分担を意識する◇分かりやすさと実効性を高める−を基本姿勢として推進していく。
計画は群馬の未来創生本部や県議会、群馬の未来創生懇談会(仮称)などを交えて策定作業を進めていく。