瑞浪市は、稲津地区での工業団地開発に向けた開発可能性調査基本構想策定業務をテイコク(岐阜市)に委託した。委託期間は2016年2月1日まで。
対象地域は稲津町萩原の約20f。主な地目は山地。今回の委託では、対象の約20fの中から開発適地を選び、そこを開発した場合のコストや面積について基本構想を策定する。
市では、提示された基本構想が開発可能と判断した場合は、16年度以降に新たな工業団地の開発に向け準備を進める。不可能な場合は、他地域での可能性調査をあらためて実施する方針だ。
工業団地の開発可能性調査は14年度にオオバ岐阜営業所(岐阜市)が明世町を対象に行ったが、高盛土の対応やアクセス道路の整備などを行うことで分譲地の販売価格が高騰するため、開発を断念した。
現在、市内にある工業団地は瑞浪クリエイション・パークのみで、分譲地19区画はすでに完売している。
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建通新聞社