静岡県は、公募型簡易プロポーザル手続きを進めていた「東部特別支援学校建築工事設計業務」の委託先を針谷建築事務所(静岡市駿河区)に特定した。基本・実施設計を2016年7月29日までにまとめる。
伊豆の国市寺家の現施設南側に位置する計画地(約1万8800平方b)に移転新築する東部特別支援学校は、小中学部普通教室、特別教室などの施設を建設する計画。
構想では、設置学部は小学部(21学級)、中学部(7学級)、高等部(9学級)で計37学級。
新築する建物は鉄骨造延べ約8400平方bの校舎棟(面積1150平方bの小中学部普通教室、400平方bの高等部普通教室、1200平方bの特別教室、550平方bの給食室、3900平方bの共用部・その他、200平方bの生徒昇降所、1000平方bの管理諸室で構成)の他、木造延べ約550平方bの体育館、付属棟、屋外プール。外構・植栽工事、敷地造成、グラウンド整備工事も予定。
期限は、基本設計が16年1月29日、実施設計が同7月29日までを予定している。県は、建築設計と並行して造成設計・開発協議、地質調査などを行い、16年度の造成、校舎など建設工事の発注を目指す。
提供:建通新聞社
(2015/7/15)
建通新聞社 静岡支社