トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社
2015/07/14

【大阪】近畿地整 新総合評価試行工事38件を決定

国土交通省近畿地方整備局は、新たな総合評価落札方式による試行工事を38件に適用することを決めた。このうち4件は現時点で発注見通しに公表されていない案件で、工事名、建設地、工種・ランクのみ示された。38件の大半は第2四半期に発注する。 
 同局では、2015年度の総合評価方式の新たな取り組みとして、技術提案評価型3タイプと施工能力評価型4タイプの計7タイプの試行を決めていた。今回の38件はいずれも施工能力評価型を適用。
 内訳は、▽成績評定重視型7件▽企業チャレンジ評価型(A型)8件・同(B型)10件▽若手チャレンジ評価型(年齢型)・同(経験型)各3件▽電通チャレンジ型7件−となっている。
 各試行内容は、成績評定重視型が企業の成績、技術者の成績の配点を拡大。企業チャレンジ評価型は、従来のA型(施工能力は求めない)にB型(施工能力などに10点配点)を新たに加える。
 若手チャレンジ評価型は、従来の年齢型(配置技術者40歳以下、同種工事の施工経験問わない)に、経験型(同種工事の施工経験を求める〜ただし、配置予定技術者50歳以上は認めない)を加え試行。電通チャレンジ評価型は、電気通信工事を対象に、同種工事の経験を問わず、企業の施工能力と技術提案(施工計画)のみで評価する。
 発注見通しに未公表の4件は、大津信楽線新2号橋下部工事(滋賀県、一般土木C)、国道9号並河地区歩道整備工事(京都府、一般土木C)、国道27号京田跨線橋他補修工事(京都府、維持修繕)、三宝下水西地区他高規格堤防対策工事(大阪府、一般土木C)。38件の内訳は別表参照。

提供:建通新聞社