建設業界でも活用が広がるカメラ付きマルチコプター(通称・ドローン)。熊本市の雲仙建設は、施工を担当した「白川新地地区護岸工事」の現場をドローンを使って空から俯瞰撮影し、制作した動画を「ユーチューブ」で配信している。
「国や県などがイメージアップ戦略を進める中、我々建設業者も一体となって業界を盛り上げていかなければ」と動画制作に携わった同社の谷山武司さん。一般の方にも業界の仕事を知ってもらおうと企画したという。昨年5月から工事の進ちょくに併せて動画や写真の撮影を開始し、約9カ月かけて完成させた。
使用したドローンは「ファントム2ビジョンプラス」。工事完成後の白川新地地区右岸約1`区間や、白川世安地区左岸200b区間の完成までの流れを空中から撮影しているほか、同社の地域貢献活動やイベント等の写真も織り交ぜ、建設業の魅力を約8分間の動画にまとめている。
谷山さんは「建設業は、こんなことをしているんだということをアピールしていきたい。ドローンに限らず、柔軟な発想で業界の情報を発信していければ」と意気込む。
【動画(パソコンのみ)】
https://www.youtube.com/watch?v=c8ecE1vHvpI&feature=youtu.be提供:
西日本建設新聞社