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建通新聞社四国
2015/07/14

【高知】高知県 旭駅前通りの整備を検討へ

高知県は、国道33号とJR旭駅を結ぶ旭駅停車場線(旭駅前通り)の整備を検討する。道路や商店街の在り方について、沿線住民との協議会を開き、意見を取り入れながら方向性をまとめていく考えでいる。
 同線は、1971年に都市計画道路旭駅城山町線として都市計画決定された。延長は300bで、計画幅員は20bだったが、現状は12b前後の2車線道路で、狭い歩道が併設されている。同線の東側に位置する中須賀町では、高知市が2014年度から土地区画整理事業を進めており、同線に交差する全幅12bの円満橋蛍橋線の整備も計画されている。また高知市が14年に公表した都市計画マスタープランでは、旭駅周辺の土地区画整理事業による防災機能の強化に併せて、同線の事業化を検討することが明記されている。
 同線の検討に向けては、まず沿線住民の意向を踏まえるため、まちづくり協議会を開催する。協議会は15年度中に3回開催する予定で、年度末にはおおまかな方向性を決めたいとしている。
 これに先立ち県は、県単街路整備検討業務を大日本コンサルタント高知営業所(高知市)に委託した。納期は16年3月25日。委託内容は、まちづくり協議会開催、道路概略設計、国道33号との平面交差点協議、沿道整備街路事業の適用可能性の検討など。

提供:建通新聞社