日本工業経済新聞社(山梨)
2015/07/13
【山梨】年度内に馬場設計で基本構想 中央市の田富小移転
中央市は、リニア中央新幹線整備に伴う田富北小学校の移転に係る基本構想業務を馬場設計に委託。年度内にはまとめるとしている。
新幹線ルートは、同校の敷地を東西方向に横切るとして、昨年のJR東海の地元説明会では校舎、体育館、プールなど施設の一体的な移転が示されている。
289人の児童数を抱える同校は現状の校舎では手狭の感があり、文部科学省の基準においても校舎面積は下回っている。このため移転に際しては現行面積からの拡張も視野に入れることとなる。
また、敷地南側には市民体育館やプール、都市公園などの施設もあり、移動に際しては必要な手続き・業務などの発生も考えられ、事業進ちょくには時間がかかるものと思われる。
いずれにしても構想として描く青写真をたたき台として今後検討を進めていく考えだ。