豊根村は、富山地区で整備を計画しているヘリポートの候補地を富山字川上地内の山林に特定した。8月をめどに測量に着手する。
計画によると、新たに整備するヘリポートは、面積約5000平方bを想定し、愛知県防災ヘリコプターが夜間でも離着陸できるよう照明設備などを整備する。同村では、進入路を含めた現地の測量を実施し、結果を基に用地取得に向けた交渉を行う予定。
現在同村には、富山支所近隣にドクターヘリコプター用のヘリポートがあるものの、狭い上に夜間の利用はできない状態。夜間の緊急時などに対応するため、新たな施設整備を打ち出した。
用地の取得状況で流動的ながら、16年度に見込む詳細設計を経て、順調なら同年度にも整備着手を目指す。
提供:建通新聞社