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大分建設新聞社
2015/07/11

【大分】請負金額22%増、5月の県内公共工事

西日本建設業保証椛蝠ェ支店は、同社の保証取り扱いからみた県内の5月の公共工事動向を発表した。請負件数は119件で前年同月比32・8%減だが、請負金額は同22・2%増の95億5800万円となった。10億円以上の大型工事の、大分大学医学部病院外来棟改修、同機械設備、国東市新庁舎建築主体、同市防災行政無線統合整備の4件の請求があったためとみられる。
 発注者別では、九州地方整備局など国の請負件数は前年同月に比べ60%減の12件、請負金額は同68・8%減の13億3800万円。独立行政法人等は、同40%減の3件と少数だったが請負金額は同1911・7%増の25億7700万円となった。
 県は同36・0%減の32件で、請負金額は同4・4%減の12億4100万円。市町村は同22・1%減の67件だが、請負金額は同139・5%増の42億5800万円と大幅増。その他の公共的団体は5件で同16・7%減、請負金額は同56・4%減の1億4200万円。
 27年度4、5月の地区別累計請負金額は、佐伯が14億8000万円(同80・8%減)と大幅減となったほか、豊後大野13億3800万円(同60・2%減)、玖珠4億800万円(同68・9%減)、中津10億4600万円(同63・3%減)と3地区が60%強の減少。一方、大分地区は161億6000万円と12地区の構成比で44・7%を占め、前年度比で71・9%増加した。
 九州地区は、全体の請負金額は2518億円(同15・4%減)と減少している中で、大分県は361億円(同21・8%増)となり、福岡県の822億円(同10・8%減)に続き2番目。
提供:大分建設新聞社