日刊建設工業新聞
2015/07/10
【鳥取】6月末までに43%を執行/八頭県土事務所
県八頭県土整備事務所は、6月末までに13億7500円の工事と委託業務について、起工決済を完了した。2015年度に予算化されている事業費32億0322万円(用地補償費を除く)の42・9%になっており、国道482号舂米バイパスの継続債務(2年目)の2億3300万円が発注率を上げる大きな要因になっている。
同事務所計画調査室がまとめた6月末までの執行状況は、道路の工事費が7億1300万円、河川が5800万円。治山・砂防が2億7200円。一方、測量設計などの委託業務は道路が1億9600万円、河川が4700万円、治山・砂防が8300円。道路については舂米バイパスを除く改築系の予算が減っているため、4月以降に発注した工事は、補修系や災害防除などが中心になっている。
一方、予算が伸びている砂防・急傾斜事業は、これまでに牛ヶ谷川砂防堰堤工事などを発注しているが、今月に入り準備が活発化。工事や委託業務の発注を本格化させている。