建通新聞社(中部)
2015/07/09
【愛知】東海市 JAビルを取得し教育施設を整備
東海市は、名鉄常滑線尾張横須賀駅前にあるJA横須賀支店の建物を買い取り、教育施設として整備する計画を進めている。この準備のため、土地や建物の鑑定を含めた基本設計を8月ごろに発注する予定だ。整備事業費として6月補正予算に841万円を計上した。
現在、あいち知多農業協同組合横須賀支店の建物の3階に、同市教員研修センターなどが入居している。施設内には第1〜3研修室、図書室などを設けている。
市はこの建物を取得し、教員研修センターのほか、新たな教育施設の整備を計画。尾張横須賀駅前という好立地と交通の利便性を生かし、現段階では図書館の分館を設置する考え。現建物内の研修センターなどは整備後も利用する意向だ。
市は基本設計の成果を踏まえ、2016年度に検討を重ね、早ければ16年度中に詳細設計の委託まで作業を進める可能性もあるとしている。
建物の規模は4階建て、延べ床面積は約4000平方b。所在地は養父町北反田41。
提供:建通新聞社