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鹿児島建設新聞
2015/07/09

【鹿児島】鹿児島市、安全安心住宅ストック支援事業  2日間で644件受付け

  鹿児島市は6、7日、同市中央公民館で2015年度安全安心住宅ストック支援事業の受け付けたを行った。2日間で644件の申し込みがあり、依然としてリフォーム助成への関心の高さがうかがえた。15年度から、これまでの先着順を見直して抽選に変更。予算を上回ったことから、対象の330件を予定として16日に公開抽選会を行う。 
 同事業は、14年度まで実施した安心快適住宅リフォーム事業とは内容を変更し、住宅の耐震診断や耐震補強、リフォームの費用の一部を助成。対象は、子育て・高齢者などの世帯が行う耐震性のある住宅(1981年6月以降)のリフォーム。限度額は20万円。 
 6日の受け付けの開始となる午前10時には、申し込み希望者約70人が来場し、整理券を手に事前申込書の審査を待っていた。昨年までは、先着順のために受付開始前から行列ができたこともあり、今回は抽選とした。6日には524件、7日は120件の申し込みがあった。 
 申し込みに来た拠テ曲建設の津曲嘉久社長は「昨年は5時ごろに来て、申請した。今年は数が限られているので、1件でも多く、対象を増やしてほしい」など今後の実施を期待した。 
 なお、戸建住宅に対する耐震診断、耐震改修、あわせて行うリフォームに対する補助もあり、先着順で受付中。建築指導課によると、5月18日から受け付けを始め、7日現在、耐震診断が23件、耐震改修が16件、リフォームが16件を受け付けた。予算に限りがあり、早い検討・申し込みを呼び掛けている。予算は全体で約1億円。