徳島県は、県土整備部と農林水産部、企業局、病院局、警察本部の2015年度7月以降の工事発注見通し(6月24日現在)を明らかにした。件数総数は前年度同期より241件少ない495件。このうち7割以上を上半期中に発注する計画だ。
各部の課別の内訳をみると、営繕課が水産研究所美波庁舎美波・日和佐浦本館耐震改修他工事建築など86件、東部県土整備局<徳島>が小松島港南小松島停車場線小・小松島(八千代橋)耐震補強工事など43件、同<鳴門>が旧吉野川流域下水道板・大寺〜犬伏管渠工事など27件、同<吉野川>が(主)志度山川線阿波・阿波東原道路工事など40件。
南部局県土整備部<阿南>が椿地川阿南・福井河川改修工事(1)など43件、同<美波>が(一)日和佐牟岐線牟岐・中村橋梁下部工など39件、同<那賀>が(主)徳島上那賀線那賀・沢谷橋梁上部工など19件。
西部局県土整備部<三好>が西浦地すべり三・井川西浦斜面対策工(2)など38件、同<美馬>が国道429号美・木屋平川合道路改良工事(3)など39件。
東部農林水産局<徳島>が大麻西2期北部幹線水路共同2工事など21件、同<吉野川>が地すべり吉野川市倉羅山腹工事など4件。南部局産業交流部<阿南>が経営体長生西部大原5工事など7件、同<美波>が林開石吹越線海陽町開設工事など8件。西部局農林水産部<三好>が林開日和茶坂瀬線与市谷三好市開設工事など28件、同<美馬>が林開田野内杖立線杖立美馬市開設など9件。
企業局が阿南工業用水道幸野配水支管布設替工事(2)など28件、病院局が中央病院徳・蔵本外構工事建築など9件、警察本部が那賀警察署那賀町平谷駐在所那・平谷新築工事など7件となっている。
全体の工種では、多いものから土木が287件、電気が43件、舗装が39件、建築が35件、鋼構造物が32件、管(空調除く)が19件、機械器具設置が15件、とび・土工・コンクリートが7件、管(空調)と塗装が各5件、電気通信工事が3件、防水が2件、法面のほか、造園と水道施設が各1件の内訳。
県は、現時点で全体の72・9%に当たる361件を第2四半期中に発注するほか、115件を第3四半期に発注し、全体の96%の入札手続きを年内に執行する予定。また、四半期ごとに見通しを更新し、追加なども行っていく。
提供:建通新聞社