静岡県建築住宅まちづくりセンター(青山巖理事長)は、「電子署名を利用した確認申請」の受け付けを6月からスタートした。
これまでの事前審査システム「MARCS」では、事前審査完了図書を紙に印刷し、押印してから申請窓口に持ち込む必要があったが、電子申請を行う場合は押印=電子署名となり、データのやり取りだけで申請を完結することができる。
電子署名を行うには「電子証明書」の取得が必要となる。電子証明書とは、書面の押印を行う際の「実印」と同じような扱いとなる。まちづくりセンターで申請を行う場合は、電子証明書を発行する「セコムパスポートfor G―ID」で取得した電子証明書が必要となる。
電子署名を利用した確認申請により、申請者にとっては、審査窓口に出向く時間と手間が省けるなど、利便性の向上をはじめ紙面代金、交通費、人件費などのコスト削減につながる。
問い合わせ先は、静岡県建築住宅まちづくりセンター営業部 電話054(202)5540
提供:建通新聞社
(2015/7/6)
建通新聞社 静岡支社