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鹿児島建設新聞
2015/07/02

【鹿児島】九州地整、工事・業務の発注見通し発表

  国土交通省九州地方整備局は1日、2015年度工事および業務の発注見通し(7月時点)を発表した。本県関係7事務所では、工事84件、業務69件の計153件を予定。国道225号南郡元地区の電線共同溝整備を宇宿工区と南郡元工区で進めるほか、芦北出水道路で米之津橋詳細設計に着手する。 
 事務所別でみると、鹿児島国道は64件(工事43件、業務21件)を予定。国道225号南郡元地区電線共同溝で宇宿工区L335m、南郡元工区L334mを推進するほか、鹿児島3号で浦田川橋上部工(約46m)と掛腰橋上部工(約37m)に着手する。 
 大隅河川国道は41件(工事21件、業務20件)。東九州道では、志布志〜大崎間で宮脇跨道橋外上部工や平良上第一跨道橋外下部工(橋台6基)、大崎〜鹿屋間で天神地区(第2工区)改良を予定。 
 川内川河川は25件(工事11件、業務14件、宮崎関係含む)。長崎排水機場機械設備改修で主ポンプ修繕2台や操作制御設備更新を約15カ月間の工期で実施。発注時期は第3四半期で、工事規模は3億円以上6億円未満。また、鈴之瀬地区の上流と下流の掘削なども計画している。 
 港湾関係では、鹿児島港湾・空港が14件(工事7件、業務7件)。鹿児島港(中央港区)橋梁(A)の改良補修や名瀬港(本港地区)岸壁(―7.5m)の改良を進めるほか、指宿港海岸(湯の浜地区)離岸堤(改良)外1件を第2四半期での発注を予定している。 
 志布志港湾は3件(工事1件、業務2件)のうち、志布志港(若浜地区)防波堤(沖)ケーソン製作で、ケーソン(3784t/函)2函を推進。工事規模は2億5000万円以上6億円未満を見込んでいる。 
 このほか、鶴田ダム4件(工事1件、業務3件)、鹿児島営繕2件(業務2件、宮崎関係含む)を予定している。