建通新聞社(神奈川)
2015/07/01
【神奈川】川崎市 PFIの南部給食センター整備、東洋食品グループが落札
川崎市は7月1日、PFI法に基づいて実施する「(仮称)川崎南部学校給食センター整備等事業」の落札者を東洋食品グループに決定したと発表した。同グループは、東洋食品を代表企業とし、東亜建設工業、タニコー、伊藤忠アーバンコミュニティ、秋山商事、三菱UFJリースで構成。協力会社はパシフィックコンサルタンツ。10月に議会承認を得てから設計・建設に着手する。
入札には東洋食品グループと日本PFIインベストメントグループの2グループが参加。落札した東洋食品グループの総合評価点(1000点満点)は769・65点で、落札額は142億9348万7366円だった。
(仮称)川崎南部学校給食センターは、中学校の全面給食実施に向けて、川崎市が整備する三つの給食センターのうちの一つ。供給能力は1日当り1万5000食。落札者が提案した建物の規模は鉄骨造2階建て延べ6837平方b。
事業方式は、民間の事業者が施設を整備し、市に所有権を移転した後、民間事業者が維持管理・運営するBTO方式。
建設地は幸区南幸町3ノ149ノ2で、敷地面積は8704平方b。
提供:建通新聞社