国土交通省近畿地方整備局は、7月1日現在の発注見通しをまとめ、公表した。予定案件は、工事410件、業務(建設コンサルタントなど)555件の全965件。WTO案件では、天ケ瀬ダム再開発トンネルゲート室部本体他建設工事の1件を新たに追加した。
天ケ瀬ダム再開発トンネルゲート室部本体他建設工事は、第4四半期の発注を予定。工事発注規模に6億〜15億円未満を見込み、ゲート室部本体(コンクリート)約2万1500立方b、グラウチングなどを行う。工期は約24カ月。建設地は京都府宇治市槇島町六石山〜宇治金井戸。
技術提案評価型の新たな試行案件にも適用。技術向上提案付加型の指定テーマに対して1提案1技術のただし書きを求めず、1提案に対して複数技術を認めない案件となる。
一般競争(本官)案件では、下東地区築堤他工事(京都府舞鶴市下東、工事概要=地盤改良、護岸、樋門ほか)、三日市地区築堤他工事(同市三日市、同=地盤改良、護岸、樋門ほか)、大谷川樋門築造工事(京都府福知山市前田、同=築堤、護岸、樋門ほか)などを新規に追加。いずれも第4四半期に発注する予定だ。
また、当初公表時(4月)から工事発注規模を変更した主な案件では、国道1号木津川大橋上部他補修補強工事が2億円以上3億円未満を6000万円以上1億円未満、三川合流域拠点施設管理棟新築工事が3億円以上6億円未満を2億円以上3億円未満に縮小した。
提供:建通新聞社