JR沼津駅周辺総合整備事業に伴い新貨物ターミナルの用地取得を進めていた沼津市は6月29日、2件の用地を取得したことを発表した。用地買収が動き始めたことで、取得率は75%(6万9530平方b)となった。
市は、ことし2月に約5年ぶりに用地交渉を再開し、今回、原地区の権利者2人と560平方bの用地買収契約を結んだ。
川勝平太県知事は、権利者に敬意を表すとともに、原地区について「今回の用地買収を第一歩として、グリーンヴィレッジを柱とした桃源郷づくりを沼津市と協力して進めていく」とコメントした。
新貨物ターミナル用地として取得が必要な面積は約9万2659平方bで、未取得件数と面積は45件、2万3129平方b。市では2015年度中に約8700平方bの用地取得を目指し、用地交渉担当職員を3人増員するなど人員体制を強化するとしている。
提供:建通新聞社
(2015/7/1)
建通新聞社 静岡支社