静岡県は、2015年度県営住宅の新規事業として、全面的改善事業で興津団地5号棟(静岡市清水区興津中町)、居住改善事業で原団地など13団地を計画している。工事は10〜11月に発注する予定だ。
興津団地5号棟の全面的改善事業は、鉄筋コンクリート造5階建て延べ2377平方b、40戸を対象に予定している。設計は大瀧建築事務所(静岡市駿河区)が担当している。全面的改善事業(リモデル)は、既存住宅を活用して▽躯体以外の内装、設備など住戸内全体または大部分の住戸を改善する▽外部の共用部分にエレベーターを設置する−が主な内容となっている。
居住改善事業の13団地は、原団地(沼津市、20戸)、高山団地(富士市、14戸)、富士見台団地(富士市、30戸)、十二双団地(静岡市葵区、30戸)、登呂団地(静岡市駿河区、29戸)、興津団地(静岡市清水区、68戸)、安倍口団地(静岡市葵区、54戸)、六合団地(島田市、18戸)、やよい団地(藤枝市、24戸)、瀬古団地(藤枝市、30戸)、南平団地(浜松市西区、26戸)、上島団地(浜松市中区、20戸)、葵団地(浜松市中区、24戸)。
工事内容は、それぞれの住棟で、玄関のドアノブのレバーバンドルへの取り替えや手すりの設置、ドアの耐震対策、台所周りの床フローリングの増し張り・段差解消、流し台・コンロ台の取り替え、浴室のユニットバス取り替えや手すりの設置、シャワー設置、トイレのドアノブ取り替えや手すり設置、コンセント設置などを行う。
提供:建通新聞社
(2015/6/29)
建通新聞社 静岡支社