静岡県と県内35市町のうち34市町が「歩切りなし」、残る1町も「改善に向けて検討中」。本紙が、県内全自治体に行った「改正品確法・入契法への対応」アンケート調査(5月末時点)で明らかになった。歩切りについて県は以前から行っていない。市町の回答は、「以前から行ってない」と「2013年度以前に改善」が計21市町で全体の60%を占めた。一方で、「13年度から改善した」が3市町、公共工事の品質確保の促進に関する法律(品確法)が改正された14年度から改善した自治体は9市町、15年度からは1町となった。
本紙調査結果による静岡県内の状況は、歩切りについて「以前から行っていない」が静岡県と静岡市、浜松市など18市町、13年度以前に「改善した」が熱海市、菊川市、小山町の3市町だった。また、袋井市、伊豆の国市、松崎町の3市町が「13年度から」、9市町が「14年度から」、1町が「15年度から」それぞれ改善した。
提供:建通新聞社
(2015/6/26)
建通新聞社 静岡支社