自転車が走行しやすい空間整備に向け、京都市はガイドラインを策定する。
幹線道路は自転車走行推奨帯を中心とした整備、細街路は路面表示(ピクトグラム)を中心とした整備を進める。
都心部地区、西院地区、らくなん進都地区の3地区を重点整備地区とし、面的な環境整備を実施。順次、市全域へ整備を拡大する方針。
建設局は6月24日に自転車走行環境整備ガイドライン部会の初会合を開いた。今後の部会では法定外路面標示を仮置きで実走実験を8月に行う。河原町丸太町周辺で12月〜28年1月に試験施工を行い、効果を検証する。今後3回程度部会を開き、来春までにガイドラインを策定する。
なお建設局は「京都市自転車走行環境整備ガイドライン(仮称)策定に関する調査業務委託」について公募型プロポーザルで業者選定し、総合調査設計(大阪市北区)に決定した。履行期間は28年3月15日。