建通新聞社(中部)
2015/06/24
【岐阜】土岐市の新庁舎基本設計、上半期中の契約目指す
土岐市は、新庁舎建設事業の基本設計についてプロポーザル方式を含めた委託方法の協議を進めている。上半期中の契約を目指す。
現在、2013年度にセントラルコンサルタントがまとめた基本構想案に、市民からのパブリックコメントを反映させる作業を市内部で進めている。構想がまとまり次第、設計を委託する。設計事業費は6月補正予算案で2017年度までの債務負担行為で1億7007万円を設定している。
新庁舎は既存庁舎地区内に建設する。現時点での構想案では類似都市の事例を参考に規模を8600〜9900平方bとしている。
基本方針は@安全・安心を支える庁舎A利用者に優しい庁舎A利用者にやさしい庁舎B経済的・効率的で環境に配慮した庁舎―を掲げ、あらゆる災害に耐えうる防災対応設備やユニバーサルデザインを取り入れた利便性の高い庁舎を整備する。また建設費用については近年の他都市の事例を参考に1平方b当たり30万〜40万円としている。
既存本庁舎は1966年11月に竣工。規模は鉄筋コンクリートラーメン構造地下1階地上4階建て延べ5956平方b。地震時に倒壊や崩壊の危険性が高いため建て替える。
提供:建通新聞社