木更津市消防本部は24日に開いた議会の全員協議会で、建て替えを予定している木更津市消防本部庁舎の建設計画案について説明した。それによると、建設場所は市役所第2庁舎と旧木更津警察署の跡地で、建物規模はRC造4階て延べ約6177u。敷地面積は、第2庁舎跡地と旧警察署跡地を合わせ約6000uを見込む。旧警察署跡地は現在は駐車場として使用されている。
事業スケジュールは、本年度で基本設計を実施。来年度で市役所機能が移転するのに伴い、第2庁舎を解体。併せて実施設計を行う。その後、2017〜18年度の2か年で建設し、18年度中の供用開始を目指す。事業費は防衛省の補助を活用する方針。
既存の消防本部庁舎は所在地が潮見2―8地先。建物は1972年の建設で、建設後40年以上を経過し老朽化している。既存の庁舎はSRC造2階建て延べ937・27u。
基本計画は、昨年度で一般財団法人消防科学総合センター(東京都三鷹市中原3―14―1)に委託して実施した。
なお、同市の消防は、ほかに消防署等として分署が金田、富来田、波岡、長須賀の4か所、出張所が高柳、清川の2か所あり、適正配置についても検討している。