愛知県豊田加茂建設事務所は、緊急防災対策砂防事業で新規に「雲雀田川第2支川」の砂防ダム建設を計画しており、予備設計に着手した。パシフィックコンサルタンツ中部支社(名古屋市西区)に業務を委託、2016年2月下旬までの履行期限で内容を詰める。
計画によると、豊田市滝脇町地内の社会福祉法人みどりの里特別養護老人ホーム「笑いの家」を保全施設とし、施設の南側の雲雀田川第2支川に砂防ダム1基を建設する。ダムの規模は堤長50b程度を見込んでおり、予備設計で施設配置や規模を検討する。このほか渓流環境調査も併せて行う。
今後の予定は、16年度に詳細設計に着手し、17年度に用地測量や補償を実施、18年度に用地取得を行い、順調なら19年度に着工する見通し。
提供:建通新聞社" target="_blank">