日本工業経済新聞社(群馬)
2015/06/23
【群馬】高崎発展へ結束 土建組合が総会
高崎土木建築業協同組合(橋榮作理事長)は22日、高崎ビューホテルで第42回通常総会を開いた。昨年度の事業報告や本年度の事業計画案、協会監事の改選などについて審議し、いずれの議案も全会一致で承認した。監事には川手裕幸、岡田守両氏が選ばれた。
総会後は懇親会を開き、来賓として富岡賢治高崎市長らが駆けつけた。橋理事長はあいさつで、4月の高崎市長選を振り返り「富岡市長は大量の得票で圧勝し、今まさに第2の航海に船出した。われわれも高崎市が発展していく中で、影ながらお役に立てればと思っている」と、引き続き市政に協力する考えを示した。
富岡市長は祝辞の中で、公共工事の発注について「これまでの4年で市外業者に発注した案件は3件だけ」と強調。今後も市内業者を優先して育成していく意向を示した。また、関越自動車道高崎玉村スマートインターチェンジ周辺に計画している産業団地について、来月初旬に立地企業の第1弾の絞り混みが終わるとの見通しを明かし「高崎の民間の大きな事業。市内業者に仕事を落としてもらえるよう、過剰にならないよう適切に介入していきたい」と意気込んだ。
その後、群馬県建設業協会高崎支部の関口功支部長の発声で乾杯し、集まった人たちが親睦を深めた。