日本工業経済新聞社(山梨)
2015/06/19
【山梨】上野原市 防災拠点型「道の駅」整備検討
上野原市は、官民連携手法導入による「広域防災・交流拠点整備」(防災拠点型道の駅)を計画。検討調査は公募型プロポーザルで行うことにした。予定価格の上限は1790万6400円(税込み)で、履行期限は来年2月28日まで。
プロポーザルの参加資格は、市の入札参加資格者名簿(測量・建設コンサルタントなど)に登録している者。複数事業者からなる企業体の場合は、代表事業者が登録されている者とする。参加表明書の提出期限は6月29日。
市では、上野原市中部の丘陵地域に整備予定の(仮称)談合坂スマートインターチェンジに隣接した地域に「防災拠点型道の駅」の整備を計画し、地域交流施設や公園などの複数の公共施設を一体化させる。
市担当者は「プロポーザル調査費は本年度の当初予算に計上した。導入検討調査の結果、難しいと判断されれば整備自体がなくなる可能性もある。民間連携手法の導入は市内では初めて。市単独では財政が厳しいため、民間活力を活用したい」と話している。