三重県四日市建設事務所は、県道湯の山温泉線の橋梁「湯の山大橋」(仮称)の建設事業で、上部工工事を早ければ第2四半期に総合評価落札方式で公告する。入札は第3四半期に行う予定。橋長は約270b。架設工法は張り出し工法を採用する考えだ。
県では、湯の山地区の災害時における住民や観光客の安全性を確保することや、温泉街へのアクセス道路として2014年度から新橋梁の下部工工事に着手している。橋梁はホテル向陽付近から湯の山水産センターの真上を通して国道477号に接続する計画。
規模は橋長269b、幅員9b。径間は3スパン。上部構造は3径間連続PCラーメン箱桁橋。上部工工事では片持式張り出し架設工法を採用する予定。工期は24カ月間を見込んでいる。施工場所は菰野町菰野地内。
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建通新聞社中部支社三重支局