日刊建設工業新聞
2015/06/18
【鳥取】9月決定へ第1次選定入り/県土整備部が「優良業務表彰」新設、審査対象300件から16件選定
県土整備部は2015年度に創設した「(県内向け)測量等業務」の優良業務表彰制度で、表彰候補の第1次選定に着手した。▽土木関係建設コン(設計)▽測量・地質・補償関係コン(測量等)−2部門に分け、9月にかけて選考し16件程度を初表彰する。
審査対象は同部発注の500万円以上の測量等業務で、14年度(4月−3月)内に完成検査して成績評定を通知した業務約300件。1次選定では、県土総務課が成績評定の高い順から設計部門30件程度、測量等部門15件程度を抽出する。
同課は1次選定を6月末までに終えることにしており、今のところ業務成績95点以上が候補の対象となる見通し。7月に候補リストを各県土事務所・局に送付して推薦を依頼する。
その後、各県土事務所は難易度など推薦基準と照合する具体的な選定作業に入る。最終的な表彰件数は最大16件。各県土は設計部門2件(×5県土=10件)、測量等部門1件(×5県土=5件)、鳥取港湾事務所と鳥取空港管理事務所は両部門から1件以内を推薦する。
同部県土総務課は「8月には各県土から推薦書類を受け付けたい」と話しており、9月ごろにかけて候補を絞り込んで優良業務を決定し、部長表彰する。