日本工業経済新聞社(埼玉)
2015/06/17
【埼玉】埼玉県解体業協会が総会を開催
埼玉県解体業協会(桑原次男会長)は8日、さいたま新都心のラフレさいたまで通常総会と講演会を開催、建設業法改正に伴う入会規約改正など全5議案を承認するとともに、小野雄策氏と桑原会長による講演会を行った。
議事に入る前に桑原会長が「業法改正により解体が29番目の業種となり、来年6月からは解体工事業許可の受付が始まる。今月3日に国土交通省が解体工事の技術者資格について中間とりまとめを発表したので、後ほど許可と資格について説明したい。また小野先生のリサイクルに関する話しについても積極的に勉強していただきたい」とあいさつ。
議事は昨年度の事業報告と決算、新年度事業計画と予算を承認したほか、解体工事業が建設業法で新しい業種として新設されることに伴い入会規約を変更し、2019年以降の正会員は解体工事業許可を持ち社会保険などに加入していることなどとした。
講演会は日本工業大学元教授の小野氏が「解体廃棄物とリサイクル」、桑原会長が「建設業法改正」についてそれぞれ講演した。