北陸工業新聞社
2015/06/17
【富山】定員200人、三郎丸へ移転/となみ中央福祉会民営化の油田保育所/17年4月オープン
砺波市は、民営化する油田保育所の引受法人を「社会福祉法人となみ中央福祉会」(五島正樹理事長)に決めた。
市によると、12日に砺波市立油田保育所民営化引受法人選定委員会を開き、提出書類に基づき審査したとしている。応募は1法人だった。今後は、法人、保護者、市による三者協議会を設け、5年に渡り運営などに関する連携、協議を行う。
同保育所は施設が老朽化し耐震性能も満たしていないことから、現在の宮丸地内から三郎丸地内に移転される。定員は200人。延長保育や一時預かり保育など多様な保育ニーズに対応するほか、砺波東部小学校区に子育て支援センターがないことから併設される。
市が土地の取得や敷地造成を行い、法人が施設整備を担う。用地造成測量は雄川が担当。委託期間は9月30日まで。
開設は17年4月1日となる。
民営化は、13年度にまとまった保育所・幼稚園整備計画検討委員会検討委員会の意見書に沿ったもの。
同法人は太郎丸2丁目で、ちゅーりっぷ保育園を運営。07年3月に設立・認可され、08年3月に開設した。当時の設計は創建築事務所、施工は砺波工業・市堰建工JVだった。