県企業局団地課は本年度、伊勢崎宮郷工業団地で第2期造成工事に着手する。現在は積算をしている段階で、早ければ7〜8月ごろにも工事の一般競争入札が公告されそうだ。工事は現段階で6分割での発注を見込み、上期中の開札、下期からの着工を目指す。
伊勢崎宮郷工業団地(造成面積58・2ha、分譲面積47・0ha)は伊勢崎市西部の東上之宮町などに立地し、現在は第1期造成工事(造成面積32・6ha、分譲面積26・7ha)が進んでいる。
南側が東毛広域幹線道路、東側が一般県道駒形柴町線と隣接し、県央地域の産業拠点として期待されている。関越自動車道・高崎玉村スマートインターチェンジまで約6q、北関東自動車道・駒形インターチェンジまで約4qの距離にあり、交通利便性が非常に優れている。ことしの1月から予約分譲を受け付けており、すでにワークマン(伊勢崎市)や白十字(東京都豊島区)と土地売買予約契約を締結するなど、順調な滑り出しを見せている。このほかにも複数の引き合いがあるといい、第2期工事でさらなる受け皿づくりを進めていく。
第2期工事は、第1期工事の北側で進めていき、残る25・6haの造成工事(分譲面積20・3ha)を行う。工事量は、盛り土工約10万5600