トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(神奈川)
2015/06/16

【神奈川】神奈川県警察本部 茅ケ崎警察署新築工事調査基本設計 簡易公募型プロポーザルを公告

  神奈川県警察本部は16日、茅ケ崎警察署新築工事調査基本設計業務の簡易公募型プロポーザルを公告した。参加表明書、技術資料の提出を7月1日まで受け付ける。選定された参加者による技術提案書の提出は8月5日まで。8月下旬ころに委託先を特定する予定だ。
 新警察署の建設予定地は茅ケ崎市茅ケ崎3丁目にある茅ケ崎市の所有地。敷地面積は約3828平方bで現状は更地。この土地を市から購入する予定。
 計画規模は、庁舎が鉄筋コンクリート造4階建て延べ4145平方b。車庫棟が鉄骨造平屋284平方b。
 委託内容は、新築に向けての現況把握や調査基本設計の作成を行うもの。現況把握の内容は、計画条件の把握と必要な許認可の把握、事前調整。調査基本設計案では、建築調査設計案(意匠・構造)、設備調査設計案(電気・衛生・空調・昇降機)、その他施設調査設計案−を作成。工事費の概算も行う。委託期限は2016年3月15日。
 プロポーザルへの参加は単体。登録業種は建築設計。実績要件がある。
 今回の簡易公募型プロポーザルでは、提出された技術資料で参加者を選定し7月7日に技術提案提出者を通知。技術資料と技術提案書の評価の合計点が最も高い者を特定。この者と随意契約する。
 配点は技術資料が20点満点、技術提案書が80点満点。技術提案書の評価は、@業務の実施方針及び手法A配置計画及び配慮B県民サービス、災害時における応急活動拠点にかかる庁舎設計への配慮−で採点する。
 現警察署の所在地は茅ケ崎市十間坂1ノ3ノ25。庁舎本館は1963年3月の建築で、築後51年が経過。狭あい化解消のために78年2月には別館を増築している。施設の老朽化が著しいのに加え、警察事象の増加に伴い警察官数も増加し、狭あい化も著しい。このため、大規模地震発生時の応急活動拠点とし、県民へのサービスを充実させるため、建て替えを行うこととした。
 調査基本設計完了後は、16年度に実施設計を作成。17〜19年度で新築工事を行うスケジュール。
 提供:建通新聞社