日本工業経済新聞社(埼玉)
2015/06/12
【埼玉】暴排連絡会・部会が15年度事業計画策定
公共工事に係る暴力団等排除連絡会および部会は11日、埼玉教育会館202会議室で2015年度会議を開催、14年度の事業報告を行ったほか、15年度事業計画を策定し不当要求行為など排除への決意を新たにした。
会議は連絡会・部会・地域連絡会の会員および県警察本部刑事らおよそ40人が出席し、円滑に進行した。県総務部入札検査課長の寺井誠一会長代理は冒頭のあいさつで、公共工事に対する不当要求などの事例が報告されていると述べ「皆様のご協力をいただき、情報共有を図りながら暴力団などによる不当要求行為を排除し、公共工事の適切な履行に取り組んで参りたい」と考えを表明した。
15年度における事業計画は▽連絡会・部会・地域連絡会の随時開催▽研修会などの開催▽公共工事に係る暴力団など排除対策・不当介入防止のための普及啓発――など。
また、県警本部刑事部組織犯罪対策局捜査第四課課長補佐の吉田雅史警部が県内における暴力団情勢や暴力団排除対策の現状などについて解説した。