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建通新聞社
2015/06/12

【大阪】吹田藤白台住宅民活PJ 3グループ参加

大阪府住宅まちづくり部は、府営吹田藤白台住宅第2期民活プロジェクトで、WTO案件の一般競争入札で開札し、3企業グループが入札参加したことを公表した。今後、入札参加資格と提案内容審査を行い、7月中旬にも落札者を決定する。
 3企業グループは、大和ハウス工業グループ(構成員は紙谷工務店、住友商事、日本住宅流通、ユーデーコンサルタンツ)、東レ建設グループ(構成員はアール・アイ・エー、第一ビルサービス、大勝建設、中林建設、阪急不動産)、長谷工コーポレーショングループ(構成員は市浦ハウジング&プランニング、近鉄不動産、公成建設、野村建設工業、三菱地所レジデンス)。
 同プロジェクトは、府営住宅と民間施設を一体的に整備。事業計画の策定、府営住宅整備、入居者移転、用地活用を一括して行う。
 事業範囲は現千里藤白台住宅の敷地内の東側約5・8fのうち、余剰地約2・6fを除く3・17f。府営住宅は鉄筋コンクリート造4〜5階建ての既存住棟14棟(448戸)を建て替える。新住棟の配置戸数は全420戸を見込む。
 事業用地は第1〜2工区の2ブロックに分け、それぞれ建て替え住棟を建設。建て替えに伴い発生する余剰地の民間施設整備を行う。新住棟の階数は、最高で10階建てを想定。
 10月にも正式に契約し、事業に着手、2018年度に第1工区、20年度に第2工区の供用開始を目指す。