建通新聞社(中部)
2015/06/12
【三重】木曽岬町の複合施設 7月にも発注 事業費は28億円
木曽岬町は、整備を計画する「複合型施設」について、早ければ7月にも発注する見通しだ。発注方法については現在検討中。
複合型施設は庁舎の老朽化などに伴い、庁舎機能を核として図書館、避難所、町民ホールなどを備えた教育文化施設を含め、一体的に現庁舎敷地内に整備する。敷地面積は1万2590平方b。
基本設計によると、規模は延べ約6400平方b。新築部分は約4400平方bで、既設する約2000平方bの福祉教育センターを改修する計画。庁舎は4階建てで中間免震構造を採用、屋上に避難スペースを設ける。駐車場は平面で約120台分を予定。
本体工事は新設工事を第1期、既設改修を第2期として実施する。第1期工事完了後に庁舎機能を移転し供用開始する計画で、第2期工事は現庁舎や消防センターの解体、既存施設の福祉教育センターを改修する。工期は25カ月を見込む。建設事業費は28億円を想定している。
実施設計は市川三千男建築設計事務所(名古屋市中区)が担当しており、6月中にまとめる。建設地は同町西対岸地251。
提供:建通新聞社中部支社三重支局