日本工業経済新聞社(山梨)
2015/06/11
【山梨】県が新総合計画(暫定計画)を策定
県は、新しい総合計画(暫定計画)をまとめた。2027年のリニア中央新幹線開業後と20年の東京五輪開催を見据え、6プロジェクト、21政策、300事業で構成。主要事業として@「リニア環境未来都市」の整備A県強靱化計画の推進B地域高規格道路の整備―などを盛り込んだ。計画期間は19年度までの5年間。当面は暫定計画だが、15年内に正式に計画を策定する。
新たな計画では、本県が人口減少や大規模災害への備えなどの転機に直面していることを踏まえ、県が目指すべき地域社会を「輝き あんしんプラチナ社会」とし、@エネルギー供給力A景観・農業力B安心・防災力―を高め、安心して暮らせる地域社会を創り上げることを基本戦略とする。
基本戦略の基づく地域づくりを、「創生推進」や「安全安心・交流基盤創造」などの6プロジェクトに分類。それぞれで事業を推進する。
主な事業のうち、「リニア環境未来都市」の整備では、15年度に方針の検討、16年度に方針策定を行い、17年度から計画および事業を実施する。